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終活応援コラム

お墓

2024.01.10

「どうすればいい墓じまい?」いま一番ご相談が多い墓じまいについて解説します

 

|墓じまいとは

 

「墓じまい」とは、使用されなくなった家族のお墓を撤去し、遺骨を改葬先に移すことです。次の納骨先まで準備しておくことがポイントになります。

墓じまいをする際は、地域や菩提寺のルールを確認することも大切です。

 

墓じまいをする理由

 

紫雲殿では葬儀のことだけでなく終活全般のご相談を受け付けています。そのご相談の中でも墓じまいの必要性を感じていらっしゃる方が非常に増えています。

1.墓地を維持・管理する家族がいなくなってしまう。

2.都市へ移動したことで、実家や故郷の墓地の管理が難しい。

3.墓地への価値観が変わり、散骨や自然葬をを希望される方も多い。

4.墓地の維持にはコストがかかり、経済的な理由から墓じまいを選択するケース

5.子供に墓地管理の負担をかけたくない。

以上の様な理由で相談される方が多いように感じます。

 

墓じまいを進める手順

 

1.事前調査と相談

地域や菩提寺のルールを確認します。

家族や関係者と相談し、合意を得ることも大切です。

2.菩提寺や霊園との相談

お墓地の管理者(菩提寺や霊園)に相談し、墓じまいの手続きについて確認します。

3.改葬先をどうするのかを決め、手配する。

お骨の納骨先は事前に相談し、手配しておく必要があります。

(自宅近くの一般墓、合祀墓、納骨堂、散骨、樹木葬などが多いです)

4.改葬許可の申請

改葬(遺骨を移動すること)には行政の許可が必要です。必要書類を揃えて申請します。

お墓の撤去作業の際に必要になりますので早めの手配が必要です

5.墓石の撤去と処理

専門業者に依頼して墓石を撤去し、適切に処理します。

6.改葬の実施

改葬先を決めるポイントは様々です。「お墓の場所が不便」、「後継者不在」「経済的な理由」「自然に還りたい」「子供に負担をかけたくない」など自分の悩みや考えにあった改葬先を準備することが大切です。

 

改葬先の例

 

1.永代供養墓

個々の遺骨に対して寺院や霊園が永続的に供養をしてくれるお墓の形態です。後継者がいない方や墓地の維持管理が困難な方に適しています

2.合祀墓

複数の遺骨を合同で埋葬するお墓です合祀墓は遺族にとって経済的な負担が少なく維持管理が容易という特徴があります。合祀墓は永代供養の役割も含んでいる場合が多いです

3.納骨堂

遺骨を納めるための施設や建物のことです。一般的には寺院や霊園に設けられており多数の遺骨を収納できる小さな区画やロッカーがあります。納骨堂は永代供養の役割も含んでいる場合が多いです。

4.樹木葬

樹木葬とは自然に近い形で遺骨を埋葬する方法です。自然に囲まれた場所での埋葬を希望される方に選ばれています。

5.海洋散骨

故人の遺灰を海に散布する埋葬方法です。特に海や自然に親しんだ故人やその家族により選ばれることが多いです。海洋散骨は国や地域によって異なる法律や規制があるため専門の業者によって行われることがほとんどです。

 

 

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